手術が必要な場合
顔面神経麻痺は、発症から2週間もすれば、神経の炎症や腫れが治まってきて、症状が軽くなってきます。ところが、発症してから2週間以上経過しても、 改善が見られない場合があります。そうした場合は、神経の再生を妨げるような原因があることが考えられます。その代表的なものが、骨折などの 外傷や腫瘍です。このような場合は、手術を行って、障害となっている骨を削り取ったり、腫瘍を取り除きます。
なお、顔面神経麻痺が起こっているときは、さまざまな症状があらわれてきますが、それに対しては、残念ながら、あまり有効な対策はありません。 大抵の場合は、顔面神経麻痺の回復を待つことになります。ただし、「目が閉じなくて目が乾く」場合は、保湿作用のある目薬を使って、症状を和らげます。